人生を楽しみながら暮らす、3階建てのガレージハウス

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THE ENJOY HOUSE (ザ エンジョイ ハウス)

THE ENJOY HOUSE (ザ エンジョイ ハウス)

今回ご紹介するのは、注文住宅に特化して、設計から施工、建築、インテリアのコーディネート全般、さらには土地探しから施工まで行うSH-Space (エスエイチ-スペース) という住宅会社を営む、柿澤 (カキザワ) 氏のお住まい。

プロのつくり手というのもあり、2年の歳月をかけてプランニングし、自宅で色々なことを試されたそうです。

「実際にうちをご覧いただくことによって、通気性を担保しつつ、外部からの視線も遮っている家づくりを体験できます」とのこと。

30坪ぐらいの土地でご家族と一緒に暮らしている住まいとなるので、住宅展示場の大きなモデルハウスなどよりも、参考になる部分も多いのではないでしょうか。

取材に応じていただいた丸美産業の柿澤氏
取材に応じていただいたSH-Spaceの柿澤氏

柿澤氏が掲げたコンセプトは「毎日の生活、人生を楽しむ家」。

デザイン性はもちろん大切ですが、見栄えだけではなく、自分やご家族が心地よく過ごせる空間を追求しています。

カフェにいるような落ち着きや、旅先にいるようなワクワク感を味わいつつ、家事や収納といった日常生活の機能性も両立。

1階 / 2階 / 3階と各フロアごとに気分が切り替わる工夫も。

1階は落ち着きのあるモダン、2階はミッドセンチュリー、3階は海をイメージした爽やかなスタイルと、住みながら多彩な雰囲気を楽しめます。

ガレージ:約13帖 & 玄関:約4帖

約13帖のインナーガレージ

1階には広々としたガレージを配置。

車好きにはもちろん、そうでない方にとっても便利さを実感できる空間です。

雨の日でも濡れずに家へ入れる快適さや、防犯性の高さ、小さなお子さまでもスムーズに出入りできる動線など、家族全員にメリットがあります。

玄関はモダンアートが迎える開放的な設え。

奥へと抜けるような空間構成は、日常の始まりを気持ちよく演出します。

これから長く暮らす家だからこそ、第一印象は大切にしたいですね。

モダンアートが美しい約4帖の玄関
モダンアートが美しい約4帖の玄関

LDK:約23帖

約23帖もあるLDK

この住まいの中心となるのが2階のLDKです。

天然石を職人が一枚ずつ丁寧に仕上げたリビングの壁面は、空間に重厚感と上質さを与えています。

薪ストーブがあって、パッシブデザインによる日射取得も考えられているので、冬でも優れた温熱環境により、暖房を使わなくても快適。

よく来客時に「床暖房があるの?」と驚かれるようです。

また、薪ストーブ側の空いているスペースや、吹き抜けを活かしたインテリアグリーンの配置は、光や風を取り込みながら生活動線を邪魔せず、自然を身近に感じられるように工夫しています。

さらにリビングの一角には、お酒好きの柿澤氏らしく、“ヨーロッパのバー”をイメージした小さなお酒コーナーも。

ワクワク感を与えつつ、空間全体の調和を崩さないよう計算されています。

薪ストーブのある暮らし
薪ストーブのある暮らし
インテリアグリーンのことも考えた空間設計
インテリアグリーンのことも考えた空間設計
ミニバーカウンターもおしゃれ
ミニバーカウンターもおしゃれ

ダイニングの後ろには約1帖半の大容量な収納を設け、食品や日用品、趣味の道具をまとめてしまえる仕様に。

収納をしっかり確保することで、日常的にすっきりと整った暮らしを維持できます。

片付いた空間がもたらす“余白”こそ、SH-Spaceが生み出す上質な時間です。

何でもしまえる約1帖半の大型収納
何でもしまえる約1帖半の大型収納

隣のキッチンはこだわりが詰まった場所。

SH-Spaceでは標準仕様として、“約4帖半の広さ”を確保しており、背面との通路幅は1.2mにもなります。

夫婦で立っても動きやすく、日々の料理や片付けがストレスなく行えるのが嬉しいポイント。

バックカウンターの収納も充実させ、調理器具や食器などをすっきりとお片づけ。

広さと収納力を両立させることで、キッチンに立つのが楽しくなる環境を実現しました。

バックカウンターも使い勝手の良いキッチン
バックカウンターも使い勝手の良いキッチン

バルコニー & ルーフトップ

天気の良い日はバルコニーで昼食をとることも

こちらの住まいの敷地には庭はありませんが、2階のバルコニーと屋上を活用して、「庭のある暮らし」が叶いました。

バルコニーでは観葉植物や家庭菜園を楽しみ、屋上はドッグランに使えそうな広いスペースで、自然を感じられる時間を大切にしています。

“緑と暮らす”ライフスタイルを叶える工夫は、これからの家づくりに役立つヒントになりそうですね。

庇のある屋上庭園
庇のある屋上庭園

これから家づくりを考える方へのメッセージ

家づくりのなかで大切なこと

最後に柿澤氏はこう語ります。

「自分や家族の“感性”や“暮らし方”に寄り添ってくれる、信頼できるパートナーを見つけること。初めての家づくりでも安心して任せられる関係性を築くことが何より大切です」。

プロであり、実際の住まい手でもある柿澤氏の家は、“デザインと暮らしやすさの両立”した事例。

これから家づくりを始める方にとって、リアルで参考になるヒントが詰まっています。

SH-Spaceがこの家にかけた想い

それは、毎日の生活や人生を楽しむ家。

人からの評価だけに捉われず、自分にとってオシャレで心地いい空間を表現した住まい。

■住まいの詳細情報

・建物    THE ENJOY HOUSE (ザ エンジョイ ハウス)
・場所    埼玉県
・敷地面積  110.01㎡ (33.27坪)
・延床面積  153.18㎡ (46.25坪)
・床面積   1F / 39.75㎡ 2F / 61.27㎡ 3F / 28.98㎡
・間取り   3LDK
・家族想定  4人家族
・会社    株式会社SH-Space

CLASTORiÉ公式YouTubeのルームツアー

今回は、株式会社SH-Spaceが手がけるガレージハウスをご紹介します。

こだわりの住まいは、1Fにビルドインガレージ、2FがLDK、3Fには屋上庭園を設けた開放的な間取り。

インテリアグリーンやミニバーカウンターなど、大好きな趣味を存分に愉しめる設計になっています。

柿澤氏の住まいをYouTubeで紹介しています
掲載企業・ブランド紹介

株式会社SH-Space

公式HPはこちら
https://www.sh-space.jp/

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