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スキップフロアで繋がった大空間が楽しめるガレージハウスの魅力
私の実家は坂道の途中にあり、部屋からは町内が一望できる眺めの良い立地だ。今から30年ほど前の1990年代に、山や草原だった土地を切り拓いて住宅街として開発された。現在に至るまで新築があまりなく、昔ながらの瓦屋根の住まいが数多く並んでいる静かな場所。
物心ついてからずっと過ごしてきたので、心安らぐ雰囲気が漂う昔ながらの三角屋根が、今でも私の中の“家”のイメージとして定着している。だからなのか、フラットルーフやキューブ型の住まいに対して、ものすごく最先端な印象を受け、同時に存在感のある佇まいに強い憧れを抱くようになった。
無駄を削ぎ落としたシンプルな外観や、吹き抜けから生まれる開放的な室内、高さのある天井など、全てが魅力的に見えるのだ。これらは空間を広々と使えることによって、自由度の高い個性的な間取りを堪能できるのも特徴のひとつだろう。
今回ご紹介するのは、スキップフロアを設けて3層に繋がった都心のガレージハウス。高さは周囲の建物と同程度だが、四角い形状が広がりを感じさせ、堂々たる風格に圧倒される。
室内はグレージュトーンで統一された、洗練さを醸し出す品の良さが感じられる。入った瞬間に目に入る、高い壁に囲まれた中庭にも注目してほしい。広々とした空間ながら、外からの視線を遮ってくれるので、カーテンのいらない生活を送ることができるのだ。
1Fと2Fの間にはスキップフロアがあり、6人家族の住まい手にとって、それぞれが好きな場所で好きな事を存分に楽しめる憩いの場として機能。
まるでキューブを組み合わせたような外観の形状から、大空間を生み出すデザインとなっている。
今回ご紹介する住まい
今回は東京都江戸川区にある、TIMBER YARD様が手掛けた都心のガレージハウスをご紹介。
6人家族が暮らすのは、スキップフロアで3層に繋がった開放的な空間が魅力の住まい。
一人ひとりが自由に過ごしながらも、家族が集まって交流できる場所が設けられた、理想的な間取りが特徴です。
■住まいの詳細情報 ・場所 東京都江戸川区 ・敷地面積 186.4㎡ (56.4坪) ・延床面積 227.4㎡ (68.8坪) ・床面積 1F / 113.4㎡ 2F / 114.2㎡ ・間取り 4LDK ・構造 木造 ・家族構成 6人家族 ・設計/施工 株式会社コージーライフ TIMBER YARD
ルームツアー
TIMBER YARDがこの家にかけた想い、それは、家族が集いながらも自分時間を楽しめる、ゆとりある空間を持たせた家づくり。
キューブを組み合わせたような形状はスペースを余すことなく有効活用でき、高低差のあるリズミカルな間取りによって、開放的で抜け感を感じる住まいでした。
今回ご紹介するのはそんなルームツアーです。
掲載企業・ブランド紹介
株式会社コージーライフ / TIMBER YARD
公式HPはこちら
https://timberyard.net/