線路沿いのロケーションを活かした敷地に立つ、個性的な間取りで広がりを演出したシンプルな平屋

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人それぞれの心地良い環境

たまにTikTokを観ていると、少し引っかかる動画がある。それは「カフェで勉強や仕事が捗るわけがない!」みたいな内容のショートムービーだ。どうやら周囲の人の声や雑音がひっきりなしに聞こえる状況で、集中して作業することなどが難しいかららしい。

皆さんはどう思うだろうか?正直、私は全く共感することができなかった。むしろ人の声やちょっとした雑音が聞こえるような場所の方が、私にとっては集中できる環境となっている。もちろん時と場合にもよるので一概には言えないのだが、少なくとも自宅で黙々と作業をやり続けるのは、私には到底無理な話だ。

一人きりでの作業は気が散る要因が少ない分、モチベーションを保つのが難しいこともある。そんな時にはカフェへ行き、他の人が勉強や仕事をしている姿を見たり、賑やかな雰囲気に刺激されたりすることで、自然と自分も集中しやすくなるのかもしれない。

ただし、集中できる場所や心地良い環境には個人差があるため、誰にとっても理想的な場所とは限らないだろう。重要なのは自分に合った最適な環境は何なのかを知ることだと思う。それは住まいの周辺環境にも言えることではないだろうか? 都会が好きな人もいれば、豊かな自然が好きな人だっている。なんなら線路沿いを好む人だっているのだ。

今回のルームツアーは、まさに裏手に電車が走っている平屋を撮影させていただいた。この立地に面白みを感じている住まい手のために、窓の配置を気にかけるなど、間取りや防音性能にはこだわったとのこと。

撮影中、ひっきりなしに走る電車を見ていると、なんとも言えないワクワク感が湧きあがってきた。そんな迫力あるシーンが、日常の中に良い刺激をもたらしてくれるように感じる。

この住まいに出会わなければ、きっと自分からは線路沿いの土地に家を建てようという発想は思いつかなかったかもしれない。家を建てる人にとっては、住まいづくりと同様に土地探しも非常に大切なポイントだろう。そういう視点も踏まえてCLASTORiÉの動画を参考にしてもらえると嬉しい。

今回ご紹介する住まい

今回は千葉県に建つ、中庭を中心とした延床面積30坪の平屋をご紹介。
住まいのすぐ裏手に多くの電車が行き交う、線路沿いという立地も見所です。
住宅の真裏を鉄道が走るこの立地に、住まい手が面白みを感じているとの事。
室内は丸みのある勾配天井やナナメにデザインした間取りで、躍動感と解放感を表現した住まいです。

■住まいの詳細情報

・場所     千葉県
・敷地面積   331.88㎡ (100.2坪)
・延床面積   105.79㎡ (32.0坪)
・間取り    3LDK+ロフト
・構造     木造
・設計/施工    LOHASTA home
・基本設計   住まい手(一級建築士)

ルームツアー

LOHASTA homeと住まい手がこの家にかけた想い、それは、内と外を繋ぐ庭やナナメにつくられた間取りで実際の面積以上に開放感を演出した住まい。

線路沿いという立地に加えて、丸みのある勾配天井やキッチン&ダイニングの間取りなど、他ではあまり見られないデザインに個性を感じる家でした。

今回ご紹介するのはそんなルームツアーです。

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