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ICHIJO-Lab MAKUHARI

家づくりを始めると、間取りやデザイン、設備など、決めることが次々と出てきます。
一方で、完成した家を見ただけではわからないのが、「住み心地」に関わる部分です。
冬の暖かさはどう違うのか、夏はどのくらい快適に過ごせるのか、地震や水害が起きたとき、住まいはどう家族を守ってくれるのか。
今回訪れたのは、千葉県習志野市にある一条工務店の体験型ショールームとなる「ICHIJO-Lab MAKUHARI (一条ラボ幕張)」。
こうした目には見えにくい住宅性能を、実際に見て、触れて、体感しながら学べる施設です。
案内をしてくださったのは、一条工務店で住宅性能を体験できる施設づくりに携わる津田(つだ)氏。
さまざまな展示や体験を通して、「住んでから後悔しないために知っておきたいこと」を教えていただきました。

「住んでみないとわからない」を、家を建てる前に体感する

「家づくりを始めるときには、わからないことや不安なことが、とても多いと思うんです」と津田氏。
ICHIJO-Lab MAKUHARIが大切にしているのは、住み心地や住宅性能といった“目に見えにくいもの”を、わかりやすく展示し、楽しみながら体感してもらうことです。
モデルハウスでは、部屋の広さやインテリアなどは確認できますが、壁の中の断熱材や建物の構造、真冬の室内環境まではわかりません。
だからこそ、家を建てる前に自分の身体で確かめてみる。
どんな環境を心地よいと感じるのかを知ることも、後悔しない選択につながります。
水害から住まいを守る仕組みを模型で見る

「耐水害住宅」のブースでは、実際の住宅の4分の1サイズの模型を使い、洪水時に水位が上昇していく様子を見ることができます。
ここでわかるのは、浸水を防ぐための具体的な仕組み。
基礎部分から水が入るのを防ぐ「フロート弁」や、下水の逆流による被害を防ぐ工夫など、完成後には見えなくなる部分を模型で確認できます。
災害に強い家とはどんなものなのか。構造から知ることで、備えておきたいポイントがより具体的に見えてくるでしょう。
壁の中はどうなっている? 実物大の構造を知る

続いては、建築途中の住宅を再現した「実大構造スケルトンモデル」。
実際の家と同じ大きさでつくられていて、完成後には壁や床に隠れてしまう構造を見ることができます。
床暖房の配管が家中に張り巡らされている様子をはじめ、柱には釘の種類や打ち方を示すマーキングなども。
断熱材がどのように施工されているのかも一目瞭然。

長く快適に暮らすためには、見えない部分にも目を向けたいもの。
どんな材料を使い、どのように施工しているのか。
住宅会社を選ぶ際に知っておきたいポイントのひとつです。
「地震に強い家」とは?

地震体験エリアは、実際の揺れを感じながら耐震性能について学ぶコーナー。
一条工務店が大切にしている、実物大の建物を使って性能を確かめる「実大実験」を紹介しています。
計算や基準だけではわからない部分まで、実際の建物で検証。
また、このエリアでは震度7の揺れを体験することも。
地震がどれほど大きな揺れをもたらし、家族を守るためにはどんな備えが必要なのか。
「地震に強い家」をより現実的に考えるきっかけになるはずです。
湿度をコントロールして、夏の快適をつくる

「さらぽか体験棟」では、一条工務店の「さらぽか空調」を体験。
数字だけではわかりにくい夏の「心地よさ」を、身体で実感できる空間です。
特徴は、換気をしながら湿度をコントロールすること。
2つの部屋は室温が約28℃とほぼ同じですが、一方は湿度81%、もう一方は39%。
温度がほとんど変わらなくても、湿度が下がることで感じる暑さには大きな違いが生まれます。
室温だけでなく、湿度を含めてどんな室内環境をつくるのかも、快適性を考えるポイントになりそう。

「断熱等級」だけではわからない冬の暖かさ

住み心地を確かめられるのが「断熱体感ROOM」。
ここではまず、夏と冬、それぞれの環境で性能の異なる3種類の窓を比較します。
実際に窓に触れたり、サーモカメラで温度の違いを見たりすることで、外気の暑さや寒さが室内にどのように伝わるのかを確認。
さらに「断熱体感ROOM」の内部に進むと、断熱性能の異なる4種類の部屋があります。
約2〜3℃の真冬の寒さを再現した環境のもと、それぞれの暖かさの違いを実感。
なかでも興味深いのは、同じ「断熱等級7」でも、気密性や換気性能などによって暖かさの感じ方が変わることです。
数値や等級は住宅性能を比較する目安のひとつ。
そこに加えて、実際にどのような環境で過ごせるのかまで確かめておきたいところです。


もうひとつ注目したいのが、一条工務店の「全館床暖房」。
リビングなどの居室だけでなく、廊下や洗面スペース、お風呂の洗い場にも床暖房を設置。
家の中を移動したときの温度差を抑えています。

実際の暮らしでは、リビングだけで過ごすわけではありません。
朝は洗面所へ行き、廊下を通り、お風呂やトイレも使います。
一部屋の暖かさだけではなく、家全体をひとつの生活空間として捉えることも、日々の快適さを考えるうえで欠かせない視点です。
さまざまなスタイルのLDKから暮らしをイメージ

住宅性能について学んだ後には、さまざまなスタイルのLDKを見学できるショールームが続きます。
それぞれ異なるインテリアを楽しめるだけでなく、使いやすさを考えた間取りや動線も見どころ。
例えば、キッチンとダイニングを横並びにした家事のしやすい配置や、キッチンからリビングと和室を見渡せるプランもあります。
さらに、キッチンの向かいに子どもが勉強できるカウンターを設け、料理をしながら宿題を見守れるLDKなど、アイデアが盛りだくさん。


間取りを考えるときは、広さや形だけではなく、そこで家族がどう過ごすのかを思い浮かべてみる。
日々の行動を具体的に描くことで、自分たちに合った空間が見えてきます。
変化していく家づくり

私たちを取り巻く環境やライフスタイルは、時代とともに変化していくもの。
家づくりにも、「これが正しい」というひとつの答えがあるわけではありません。
一人ひとりの要望や日々の変化に寄り添いながら、より心地よい暮らしを追求していく。
ICHIJO-Lab MAKUHARIでのさまざまな体験は、自分たちにとって心地よい住まいとは何かを考えるきっかけになりそうです。
一条工務店がこの施設にかけた想い
それは、家づくりにおいて間取りやデザインだけでなく、完成すると見えなくなる部分や、暮らして初めて気づく住み心地も大切にすること。
ICHIJO-Lab MAKUHARIが目指しているのは、そうした住宅性能を、家を建てる前にわかりやすく、楽しみながら体験できる場所。
自分の目で見て、触れて、身体で感じることで、数字や言葉だけではわからないことが実感へと変わっていきます。
住んでから後悔しないために、まずは自分たちにとっての心地よさを知ること。
そのための気づきや発見に出会える施設でした。
■施設の詳細情報
・建物 ICHIJO-Lab MAKUHARI
・場所 千葉県習志野市茜浜2-2-1Mr.MAX習志野店2F
・営業時間 10:00~18:00
・アクセス JR京葉線「新習志野」駅下車、徒歩2分
・会社 株式会社一条工務店
CLASTORiÉ公式YouTubeのルームツアー
家を建てる前に、“住み心地”を体験できる場所があります。
今回は、一条工務店の「ICHIJO-Lab MAKUHARI」を訪ねました。
災害から住まいを守る仕組みや、完成後には見えなくなる家の構造を学んだり、断熱等級による暖かさの比較など、住んでからではわかりにくい様々な住宅性能を、実際に確かめることができる施設です。
さらに、インテリアや間取りの異なる6つのLDKもご紹介。
これからの暮らしを思い描きながら、自分たちにとって心地よい住まいとは何かを考えます。
掲載企業・ブランド紹介
ICHIJO-Lab MAKUHARI









