狭小住宅でも決して妥協はしてない間取り、ビルトインガレージや吹き抜けを設けた充実の家

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人は1畳あれば快適に暮らせる???

20代の頃、初めて一人暮らしをする際に私が間取りに最も求めたことが“広さ”だった。古くても設備が整っていなくてもいい、とにかく広い部屋に住みたかった。実家の部屋は6.5畳。一般的な広さではあったが、プライベートな空間をさらに広げるべく、とにかく広い空間に憧れていた。

吟味して見つけた物件は、築30年ほどの古いマンション。運よく入居前にリノベーションが済んでいて、エレベーターも無く設備も整っていなかったが、新築さながらの綺麗な部屋。肝心の間取りはというと、キッチン&ダイニングが12畳、リビングが10畳という、初めて一人暮らしする私にとってはやたらと広い1LDKだ。6.5畳から22畳へと解き放たれた私は、その広さに興奮したことを鮮明に覚えている。

ただ、今を生きる私としては、これからどんな素敵な暮らしが待っているだろうと胸躍らせていた当時の私に言いたい。

『君がこれから暮らしの中で使うスペースは、リビングの6.5畳分だけです』と(笑)

約3年ほど住んでいたが、ベッドとソファ以外は全く使わなかった。それはまさしく実家での暮らしとほぼ同じ。むしろ、掃除の手間やエアコンの効き辛さ、リノベーションがされていない浴室の古さなど、広さや古さによってもたらされるデメリットの方が遥かに勝っていた。

住まいにおいて広さ=快適さの方程式は成り立たない。ライフスタイルが多様化した現代では、特にそう考える人も多いのではないだろうか? 年齢や性別、趣味や家族構成によって心地よい広さは変わってくる。もちろん様々な理由があるのは前提だが、だからこそ『狭小住宅』が人気なんだと感じる。

狭小住宅は決して狭い家ではなく、コンパクトだからこその魅力やメリットが多分にある。家事のしやすさ、移動のラクさ、都心部での生活、ひいては住宅価格にも影響してくるだろう。自身のライフスタイルを考慮した時に、『狭小住宅』という選択肢を持つことも、豊かな暮らしを送る上での重要なポイントだろう。

ちなみに今の私の生活圏は、ほぼシングルベッドの上だけだ。

もはや6.5畳ですら広大な空間に感じてしまっている・・・

ルームツアー

今回は愛知県にある、株式会社マスターズ様が建てられたお住まいのご紹介。

狭小住宅ながら、3階建てやビルトインガレージ、ポーゲンポールのシステムキッチンなど、住まい手のこだわりを見事に反映させた広々と使える空間演出が魅力。狭小住宅でも決して妥協しない、住まい手の理想に寄り添った間取りです。

■住まいの詳細情報

・場所   愛知県
・敷地面積 73.38㎡
・延床面積 102.36㎡
・床面積  1F/39.43㎡
                  2F/42.75㎡
                  3F/20.18㎡
・間取り  2LDK
・構造   木造
・施工   株式会社マスターズ

狭小住宅って色々と制限があって、希望や要望を詰め込むことができないんでしょ??

そんなこと考えてませんか!?そんなことないんですよ!!

狭小住宅だって工夫次第で住まい手の理想の家が作れる、むしろ狭小住宅だからこその間取りや住み心地があります!

広くて大きな住まいだけが快適じゃない、狭小住宅っていう選択肢も絶対アリ!

今回ご紹介するのはそんなルームツアーです。

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株式会社マスターズ

公式ホームページはこちら 
https://www.likehome-masters.com/


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