CLASTORiÉってなに? 豊かな暮らしを築く家の条件

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CLASTORiÉとは?

ソファでリラックスしながら本を読む

CLASTORiÉ (クラストリエ) がスタートしました。CLASTORiÉは住まい手が心地よい暮らしと物語を紡いでいく、“家”をつくるための「知りたい!」を届けるメディアサイトです。

家族が思い描くライフスタイルや自分の理想の暮らしを手に入れるためにはどうしたらいいのか? そのためには、たくさんの情報の中から自分たちの家づくりに必要な情報を正確に得ることが重要です。

私たちはこれまでの経験を生かし、理想の暮らしを叶えるために選んだ信頼できるつくり手の顔とともに、その情熱と技術をわかりやすく丁寧に伝えます。

CLASTORiÉは、暮らす、ストーリー、家。この3つの言葉を掛け合わせた造語です。どうして私たちがこんな名前のメディアを立ち上げたのか、まずはそのきっかけから説明させてください。

CLASTORiÉをスタートするきっかけ

外の景色を眺める女性

私たちの暮らしは「家」が舞台になっています。ここがすごく重要です

もちろんオフィスや、あるいはショッピングモールも生活の舞台の一部でしょう。ですが、どんな人にとっても人生の多くの時間を過ごすのが家であることは間違いのない事実です。

家が豊かであれば、私たちの暮らしは豊かになる。この当たり前の事実を、私たちはあえて問いかけたいと考えています。

こんなことをいまさら私たちが言わなくても、コロナ禍でのステイホーム、またテレワーク化が進み、そのことを多くの人が実感する機会は増えていると思います。「家が暮らしを豊かにする」と言い切れる時代になったのかもしれません。

では、どんな家が私たちの暮らしを豊かにしてくれるのでしょうか。どうやってそんな家と出会えるのでしょうか。最初から答えを教えてしまいましょう。

信頼できるプロのつくり手を見つけることが最も簡単で、失敗がなく、ストレスが少ないと私たちは考えています。

では、信頼できるプロのつくり手を見つけるにはどんな情報が必要なのでしょうか。そのために必要な情報を発信する。これがCLASTORiÉを始めたきっかけです。

理想を叶える家の4つのポイント

理想の家を考える

実はきっかけはもう一つあります。それは家づくりの取材を長年行ってきた中で芽生えた、多くの人にとって家があまり満足できるものになっていないのではないか?という想いです。

CLASTORiÉでは、理想の住まいのイメージがあります。友達に自慢ができたり、歳を重ねても居心地の良い住まいです。

どのような家であれば、そんな住まいとなるのでしょうか。まとめると、だいたい以下の4つのポイントが大切になります。この4つのポイントを説明しながら、なぜ多くの人たちにとって家があまり満足のいくものになっていないとCLASTORiÉが考えるのか? その理由も説明します。

安心安全であること

安心安全であること

家は安心できる場所で、なおかつ安全な場所でなければならない。これは当たり前ですよね。それは防犯の面でも、地震など自然災害に対してもそうです。この点に不安があれば、私たちの基本的な暮らしが脅かされてしまいます。

さらに冬は暖かく、夏は暑さを室内に通しにくい断熱性や、無駄なエネルギーを垂れ流さない省エネ性能など、機能面においても最適なものを選択したいという思いが誰にでもあるはずです。これは決して贅沢なことではありません。

ただし、それぞれにいくつかの選択肢があるのと、しかも専門的なことなので、ある程度の知識が必要になることは否めません。

コミュニケーションの場であること

コミュニケーションの場であること

同時に私たちは、豊かな暮らしにはコミュニケーションが欠かせないことを知っています。まず最も大切な家族との会話を深める場として、最適になっているのが豊かな家でしょう。

夫や妻、子どもたちと穏やかな時間が過ごせる。お互いに適度な距離感を保つことができて、でも自然に人が集まりたくなるような空間もあって、心地いい。そんな家は、そのまま理想の家族の姿と重なります。

「トイレだけが落ち着ける」というくらいの笑えるレベルならまだ良いですが、子どもが部屋にばかりいてほとんど自分から話をしてくれないとか、料理中は家族と切り離される気分になるとかでは、時に深刻な悩みに発展してしまいますよね。大切な家族が寄添えないような適当な間取りの家では困るのです。

そういったとき、たとえば階段がリビングと分かれていない「リビング階段」は、家族の距離を近づけるはずです。

家族が必ずリビングで顔を合わせられる「リビング階段」
家族が必ずリビングで顔を合わせられる「リビング階段」

友人たちとの交流の場という点ではどうでしょうか。家で友人たちと共通の時間を過ごすイメージができますか? イメージが難しい方は、例えば車の中で友人や恋人との会話が思いがけず盛り上がったという経験を思い出してください。それは車の中がプライベートな空間だからです。

家も同じように人を招くことが出来れば、もっと豊かな友人関係が築けることは想像に難くありません。でも残念ながら多くの人にとって家は、あまりそのような場にはなっていないようです。

さて、ここである調査データを見てください。「デンマーク人と日本人の住まいに対する意識」に関するものです。(出典:「住宅幸福論Episode2 幸福の国の住まい方」/ LIFULL HOME’S 総研)

「また北欧か•••」という気持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっとだけお付き合いくださいね。

デンマーク人と日本人、それぞれの家に対する考え方の違い
※データ:1 デンマーク人と日本人、それぞれの家に対する考え方の違い

象徴的なのが「家は友達や仲間を招いて交流する場である」と考える人の割合です(グラフの一番最初の質問です)。デンマーク人では58.6%。それに対して日本人はたったの11.0%というショッキングな数値が出ています。この大きな差は何を表しているのでしょうか?

ちなみに、こんなデータもあります。職場や学校以外の生活する「街」における、友人の数を聞いた質問への回答です。

職場や学校以外の地域の友人の数を聞いているのですが
※データ:2 職場や学校以外の地域の友人の数を聞いているのですが•••

なんと日本人の約半数が0人と回答しているのです。つまり、ご近所さんで友人がいない。なんとも淋しい数値です。

デンマーク人は全世界で幸福度のランキングは2位となっていて、日本人は13位となっています。こんなところにも原因があるのかもしれません。日常のなかで家に人を招く習慣があって、職場や学校以外での友人が多いほうが幸せを感じるだろうことは想像できます。

ではなぜ、日本ではこのような習慣が希薄なのでしょうか。なんならホームパーティをしているなんていうと、気取ってると捉えられたりとか、下手すると変わった人とかまで思われるような感じもしますよね。

でも私たちは集まることが好きです。例えば飲み会が好きですよね。居酒屋は“IZAKAYA”とそのまま英語になってしまうほど、私たちの身近で大きく発展した文化です。

IZAKAYAの意味は、ダイニングのようにかちっとしていなくて、連れ同士、お客さん同士の距離が近いことを表しています。飲み会でなくても、カフェやファミレスでおしゃべりを楽しむ人は溢れるほどいます。

ですから本来は日本人だってホームパーティが好きになれるはずなんです。ですが、それが身近な文化にならないのはなぜでしょうか。

ライフスタイルが充実すること

ライフスタイルが充実すること

また一方で個人的なライフスタイルの充実も、暮らしの豊かさの重要なポイントとして挙げられるでしょう。その点でも家は重要な役割を果たします。

例えば趣味が充実していること。休日に読書をする、こだわって料理をする、ガーデニングを楽しむ、DIYをする、ガレージで自慢の車を眺める、絵を描いたり、無限にあります。これらも家があってはじめて時間に投資することができるものです。

また先ほどのデータに戻りますが「家は自分の趣味や好きなモノを揃える場所である」、こんな問いに対してもデンマーク人の51.3%に対して日本人は26.8%しかいません。

日本人はデンマーク人に比べて、約半分しか家が趣味の場になっていない
※データ:1 (2回目) 日本人はデンマーク人に比べて、約半分しか家が趣味の場になっていない

趣味を持たない人が多いのも、日本人のもう一つの特徴といえるかもしれません。

愛着が持てること

愛着が持てること

これって何が原因になっていると思いますか? そのままズバリ、家が問題だと思います。家が気に入ってないから、家に自信がないから、人を呼べない、呼びたくない。家が気に入らないから、家にいる時間が短く、趣味に時間をかけられない。

人が来れば、人が集まれば、趣味をシェアする機会も増え、自ずと趣味が増えるはずです。それこそ人の数ほど増えていくはずです。

ところで、あなたは具体的に「こんな家に住みたい」とか、「ベッドルームにあのインテリアを置きたい」とか、「友達の家のこの部分を真似したい」とか、そんなイメージを持っているでしょうか?

また調査のデータを見てみましょう。

理想の住まいのイメージはありますか?
※データ:3 理想の住まいのイメージはありますか?

面白いデータが出ています。「理想の住まいのイメージをどの程度持っているか?」という問いに対して、デンマーク人は半数以上の53%が「明確にもっている」、あるいは「とても明確に持っている」と回答しています。対して日本人は、その約半分の25.5%にとどまっています。

さらに詳細な理想の住まいのイメージを見てみましょう。「刺激や着想が得られるような家に住みたい」「自分らしさを表現できる家に住みたい」といった個別の質問に対しても、ほぼすべての問いに対して、デンマーク人のほうが日本人よりもYESの回答が上回っています。

ほぼすべての項目で日本人の家への理想が低い
※データ:4 ほぼすべての項目で日本人の家への理想が低い

総じて日本人は住まいに対してあまり期待感を抱いていないことが分かります。日本人の割合が上回っているのは、「有名メーカーや大手業者がつくった家に住みたい」「雑誌に載っているようなオシャレな家に住みたい」「最新の設備が整った家に住みたい」の3項目だけです。

対してデンマーク人は、「植物や花などに囲まれて暮らしたい」とか「親しいご近所付き合いのある暮らしがしたい」とか「住み始めてからもDIYやリフォームして家を進化させたい」とか、もっと積極的に理想の家にたくさんの想いを投影しています。

植物や花に囲まれた暮らし
植物や花に囲まれた暮らし

つまり日本人は「理想の住まい」のイメージがなく、期待感がかたよっている。このことを私たちは以前から感じていました。多くの人たちが自分たちの家に誇りや愛着が持てていないのではないでしょうか。

家が豊かであるとは具体的にどのようなことを指すのか

まとめると、家が豊かであるとは具体的にどのようなことを指すのか。CLASTORiÉでは以下のように住まいを定義したいと考えています。

ⅰ) 安心安全であること
ⅱ) ライフスタイルが充実できること
ⅲ) コミュニケーションの場であること
ⅳ) 愛着が持てること

では、どのようにすればこの4つのポイントを解決することができるのでしょうか。

どうすれば解決できるのか?CLASTORiÉが発見した方法

信頼できるつくり手と理想の暮らしを一緒に考える

これを解決する簡単な方法を私たちは発見しました。それが最初にお話しした通り、信頼できるつくり手と理想の暮らしを一緒に考えるということです。

私たちは長年にわたって家づくりの裏側を見てきました。その過程でたくさんの信頼できる家づくりの会社 (=工務店やハウスメーカー) が、強い想いをもって家をつくっていることを知りました。

彼らはプロとして、家に高い性能 (断熱性や気密性などといいます) や耐震性能を保証するだけでなく、「こんな悩みを解決したい」「こんなライフスタイルを送ってほしい」という具体的なアイデアを持っています。

例えば、妻だけでなく夫もバリバリ料理をする夫婦の家。サーフィンを趣味にする人の家。プライベートな中庭のある家。読書をする場所があちこちに点在する家。家全体がゆるやかにつながり、家族の気配を感じられる平屋、などなど。もっと分かりやすいところだと、狭小住宅や2世帯住宅といったものもテーマのひとつです。

どの会社もそれぞれに得意なスタイルがあり、自分たちの想いを載せて家づくりをしています。だからこそ、自分たちの理想と重なるスタイルの会社を見つけることが、理想の家づくりを叶える一番の近道なんです。

自分たちの理想と重なる専門家を見つける

家づくりは非常に専門性が高く、勉強しなくてはいけないことも多い。自分たちだけで答えを見つけようと思うと、その過程でたくさんの課題に直面します。

そういった専門的な部分はプロに任せる。CLASTORiÉが紹介するプロなら信頼しても大丈夫です。重要なのは自分たちの理想の住まい (暮らし) と想いが重なるプロを見つけることです。

家とは何なのか。それがどういう場所であるべきなのかを、このメディアで紹介していくつくり手の皆さんと考えていく。住まいのプロであるとともに、暮らしのプロでもある。そんなつくり手だけを紹介していきます。